建築鉄骨構造技術支援協会(SASST)  
 
Q

6-11 アンカーボルトのJ型・L型の採用と鋼種

構造図でアンカーボルトの記載がSS400(二重ナット締め)と記載があり、詳細図を確認するとアンカーボルトがJ型かL型か判断できず、構造図に指示がない場合はどちらを採用したほうが良いのでしょうか。本柱をJ型、間柱等をL型と考えて良いのでしょうか。

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A

本柱にJ型のアンカーボルトを用いて,間柱にL型のアンカーボルトを用いるとはいえません.いずれかに限定してアンカーボルトの定着について構造検討がなされているので必ず設計者に確認してください.アンカーボルトの構造性能からみるとSS400を用いた切削ねじのアンカーボルトは早期に破断が生じる可能性があるので避けるべきです.上記のようなブレースが接合する柱脚では地震時に大きな力が作用するため,ねじ部破断が生じにくい転造ねじであるABRの規格のアンカーボルトを用いることが構造性能として望ましいといえます.ABRの規格のアンカーボルトが採用できない特別な理由がある場合のみにSNR400を用いて対応することが一般的です。

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