建築鉄骨構造技術支援協会(SASST)  
 
建築鉄骨構造技術支援協会(SASST)活動紹介
年度業務種別業務内容
2021(R3) リアルタイム回答
(主なもの)
・スチフナー補強溶接の代替案
・コラム角部へのピース取付け溶接
・アンカーボルトの定着板の面外曲げ応力度算出式
・P柱アンカーの本柱使用
・ステンレスボルトの仕様変更
・板厚差のあるコラムスキンプレートの溶接方法
・ガセットプレートにおける摩擦面処理の範囲
・吊り金具の安全使用荷重
・通しダイアフラムの鋼種
・NK規格によるKA材の使用の可否
・剪断切断の板厚制限と使用部位
人材育成支援 交通関連施設設計施工会社の若手社員教育研修支援

実施期間:2021年11月〜2022年1月

(1) 鋼構造概論の講義 (同社研修室)

(2) 溶接に関する講義 (同社研修室)

(3) 高力ボルト接合及び柱脚の設計についての講義 (同社研修室)

(4) 鉄骨製作の基本の講義と製作管理及び品質管理の実務研修(鉄骨製作工場)

(5) 高力ボルト摩擦接合の座学、製造工程の見学、すべり試験の研修(高力ボルト製造会社)

技術評価 ◆ 鉄骨間柱・耐風梁等用アンカーボルト (P柱アンカーボルト)

 本アンカーボルトは、鋼構造物等の間柱や耐風梁等の2次部材をRC造の構造躯体に取り付けるために用いる定着用アンカーボルトである。このボルトは、熱間鍛造したボルト頭部を有し、それを定着部とした直線状のものである。
 ボルト材は、原則としてSNR400B並びにSNR490B(一部SS400)であり、ねじの呼びは、M12、16、20、22、24、27の6種類である。ねじの加工に関しては、転造ねじとしており、鋼材としてねじ下径に精密圧延された鋼棒を用いた軸細タイプとねじの呼び径と同径の棒鋼を用いて、ねじ部のみをねじ下加工する軸太タイプがある。
 また、本ボルトセットに使用されるナット、座金は建築基準法第37条1項に規定されたボルトに関連するJIS規格に適合している。


◆ KSGめっきを施したD-Lockボルトセットの耐候性能評価

 本ボルトセットは、ボルト本体に平座金が、ナットには皿ばね座金がそれぞれ予め装着されており、ボルト締付け時に各部品が脱落することなく、セットを構成する各部品が確実に取り付けられる構造となっている。更に、ナット側に使用するばね座金によってナットの戻り止め効果を発揮するものである。
 2014年1月に、このボルトセットの耐候性向上のための表面処理にKSG(溶融亜鉛−スズ合金)めっき(以下KSGめっきと呼ぶ)が追加されているが、今回は、このめっきに関する耐候性能の評価である。
 KSGめっきは、開発者である(株)興和工業所がその防錆防食性能について2003年1月に日本建築センターの建設技術審査を受けて、その耐食性能がJISH8641に規定された溶融亜鉛めっき被膜HDZ35より薄い皮膜でそれと同等以上の耐食性能を有することが証明されている。ただし、その証明は2013年1月まで更新されていたが、その後の更新はなされていない。D-Lockボルトでは、このような状況にも拘わらず、2014年1月に当協会の技術評価において表面処理にこのめっきを採用していた。
 しかし、その後KSGめっきの上記審査証明の期限が切れていることが判明したため、今回改めてKSGめっきの耐候性能に関する技術評価が申請されたものである。


◆ ベースプレート過大孔充填材を用いた露出柱脚工法(通称 親子フィラーQ型柱脚工法)

 本工法は、露出柱脚用のベースプレートにあけたアンカーボルト装着用の過大孔に親子フィラーQと称する特殊な形状をした一組の鋼製部材をボルト孔の上部から中間まで挿入し、更に親子フィラーQの下部にグラウト材を注入することで、ボルト孔のクリアランスを規定の値以内とした露出柱脚と同等の力学的性能を有する工法である。本工法を適用するアンカーボルトは、M12からM80である。


◆ アンカーボルト過大孔充填材を用いた鉄骨造階段の露出柱脚工法(K型親子フィラー柱脚工法)

 本工法は、鉄骨造階段のベースプレートにあけたアンカーボルト装着用の過大孔に特殊な形状をした一組の鋼製充填材(以下K型親子フィラーとする)を用いることで、ボルト孔のクリアランスを規定の値以内とする工法である。

鉄骨技術フォーラム2021 鉄骨造建築物の構造設計・部材製作等における疑問に答える」

  会 場 建築家会館ホール(WEB配信を併用)

  期 日 11月11日 (木)

  参加者 60名

 本フォーラムは2015年に第1回を開催して以来、鉄骨構造に関する法規関係、構造設計、鋼材、工場製作、現場施工、各種接合部の設計と施工等に関して会員から提示された各種の疑問に対し本会の理事が直接回答する方式で行われており、実践的で問題解決型のフォーラムとして定着している。今回は、調査研究委員会に「鋼木混合構造WG」を発足させたことを受けて、一部鋼木混合構造に関する話題を取り上げるなど、多様なテーマについての意見交換が行われた。
 新型コロナウィルス感染症拡大の影響を考慮して、昨年同様神宮前の建築家会館ホールでの開催となった。三密を避けるため会場参加者を絞りWEB配信を並行することとしたが、結果として参加者は会場参加、WEB参加併せて60名であった。
 参加者アンケートによれば、殆どの参加者が「良かった」と応え、一方良くなかったと応えた参加者はゼロ名であった。また、WEB配信については、特に遠隔地からの参加者の評価が概ね高評価であり、感染症が沈静化してからもこの方式を残して欲しいという意見が多くあった。
 感染拡大が続く中で、本フォーラムを何とか開催することができ、また参加者から高評価が得られたことは、大変喜ばしいことであった。

2020(R2) リアルタイム回答
(主なもの)
・アンカーボルトの台直しその他について
・胴縁受けピースの取り付け方法
・ガセットプレートの隅肉溶接部のめっき割れ
・完全溶込み溶接を隅肉溶接に変更の可否
・外法一定H形鋼及び溶接組立H形鋼の断面性能
・異なる摩擦面処理方法の混用
・溶接品質の社内管理基準
人材育成支援 交通関連施設設計施工会社の若手社員教育研修支援

(1) 鋼構造概論の講義 (同社研修室)

(2) 溶接に関する講義 (同社研修室)

(3) 高力ボルト接合及び柱脚の設計についての講義 (同社研修室)

(4) 鉄骨製作の基本の講義と製作管理及び品質管理の実務研修(鉄骨製作工場)

(5) 高力ボルト摩擦接合の座学、製造工程の見学、すべり試験の研修(高力ボルト製造会社)

技術評価 建築鉄骨製作構法についての評価内容の再検討

既に発行されている技術評価報告書の内容に関する最新の技術資料等の提出に伴い再検討を行った。


フリーベース柱脚工法

本工法は、露出柱脚の標準設計に関するものである。本工法では、設計された角形鋼管(BCR295等)による柱断面150×150、175×175、200×200、250×250、300×300、350×350に対してそれぞれ9種類の径のアンカーボルトを採用できることとなっており、採用したアンカーボルトに対応してベースプレートの鋼種、板厚、形状・寸法、ボルト孔位置が1種類規定されている。


親子フィラー柱脚工法 (Lタイプ,Sタイプ)

本工法は、露出柱脚用のベースプレートにあけたアンカーボルト装着用の過大孔に特殊な形状をした一組の鋼製充填材を用いることで、ボルト孔クリアランスを規定の値以内とする工法であ。

鉄骨技術フォーラム2020 「鉄骨造建築物の構造設計・部材製作等における疑問に答える」

  会 場  建築家会館ホール(WEB配信を併用)

  参加者  32名

本フォーラムは2015年に第1回を開催して以来、鉄骨構造に関する法規関係、構造設計、鋼材、工場製作、現場施工、各種接合部の設計と施工等に関して会員から提示された各種の疑問に対し本会の担当者が直接回答する方式で行われており、実践的で問題解決型のフォーラムとして定着している。
今年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で例年会場としていた大学施設が使用できなかったことから、会場を変えて神宮前の建築家会館ホールでの開催となった。三密を避けるため会場参加者を絞りWEB配信を並行して実施した。
参加者アンケートによれば、殆どの参加者が「良かった」と応え、一方良くなかったと応えた参加者はゼロ名であった。感染拡大が続く中で、本フォーラムを何とか開催することができ、また参加者から高評価が得られたことは、喜ばしいことであった。

2019(R1) リアルタイム回答
(主なもの)
・アンカーボルトの定着板の面外曲げ応力度算出式
・トルシア形高力ボルトの締付け
・特殊構法における溶接に係る技術的事項
・クレーンガーダー溶接部の疲労対策
・階段ササラ桁の穴加工の是非
・P柱アンカーの本柱使用
人材育成支援 交通関連施設設計施工会社の若手社員教育研修支援

(1) 鉄骨構造の基本、溶接・高力ボルト接合の講義 (同社研修室)

(2) 鉄骨製作の基本の講義と製作管理及び品質管理の実務研修(鉄骨製作工場)

(3) 高力ボルト摩擦接合の座学、製造工程の見学、すべり試験の研修(高力ボルト製造会社)


規格鉄骨建築施工会社の鉄骨系技術者研修支援

工場製作における加工、溶接のポイント(注意点)などについて講習会を実施し、併せて製作管理上の要点について指導した。

技術評価 建築鉄骨製作構法「WAWO構法」評価内容の再検討

第1回目の報告書作成からかなりの時間が経過していることもあって、現時点でみるとその内容に検討不十分な箇所が存在することが明らかとなった。そのため、該当部分に関する最新の技術資料等を提出してもらったうえで新規報告書を作成し、必要な関連資料集がまとまった段階で改めて技術評価委員会を開催してそれらを検討することとした。

鉄骨技術フォーラム2019 「鉄骨造建築物の構造設計・部材製作等における疑問に答える」

  会 場  東京電機大学東京千住キャンパス5号館

  参加者  64名

本フォーラムは2015年に第1回を開催して以来、鉄骨構造に関する法規関係、構造設計、鋼材、工場製作、現場施工、各種接合部の設計と施工等に関して会員から提示された各種の疑問に対して回答する方式で行われており、実践的で問題解決型のフォーラムとして定着している。
結果としては、今年度も全国から64名の参加を得、極めて活発な意見交換が行われた。フォーラム終了後の参加者アンケートでは、多くの回答者から、今回の内容について高い評価を頂き、また参加者の具体的意見・要望等でも当協会の今後の活動の方向性に対する貴重な示唆となるコメントを頂くなど、大変有意義な企画であった。

視察研修 第一回地域連携研修会 ―北海道方面―

  参加者12名

【訪問先】

(1) 旭イノベックス

(2) オーエーテック

(3) 北海道電力・石狩湾新港発電所<LNG発電所>

(4) 北川組鉄工所

札幌近郊を拠点とする大手ファブリケータである「旭イノベックス」「オーエーテック」「北川組鉄工所」の3社および石狩機材様のご紹介で北海道電力・石狩湾新港発電所の視察・見学を行った。具体的には、ファブリケータ3社については、各社の工場概要・最近の事業展開・各社の技術的強み・特徴等について説明を受けた後、工場の見学を行った。その後、質疑応答・意見交換を行い、BIM等を始めとする、各社の先進的な取り組みについての紹介等もあり、参加者にとって有益な情報の多い研修会であった。北海道電力・石狩湾新港発電所では、最新のLNG発電所を見学することができ、大変興味深かった。

最後には、北海道を拠点に構造デザインに取り組んでおられる、山脇克彦さんを北川組鉄工所にお招きし、ご講演をお願いした。鉄骨構造を基本とした、北海道のデザイン性の高い建物の紹介等もあり、興味深い研修会となった。

インドネシア方面視察研修

  参加者 16名

【訪問先】

(1) ムリンダ社ブカシ工場

(2) チガディン・ハビーム社

(3) クラカタウ・ポスコ社

(4) 「ジャカルタ・オフィスタワープロジェクト(仮称)」建設現場

今回は、発注者である森ビル様及び施工者の清水建設様のご協力を得、「ジャカルタ・オフィスタワープロジェクト(仮称)」の建設現場を軸として、本プロジェクトの鉄骨を製作する「ムリンダ社」、「チガディン・ハビーム社」、および鉄骨材料を供給する「クラカタウ・ポスコ社」を見学した。本開発事業は、地上58階建て、高さ約266m、延床面積約190,000m²の大規模オフィスタワーで、ジャカルタ市の新たなランドマークを目指した計画である。意匠デザインには、六本木ヒルズ森タワーや上海環球金融中心を手掛けたニューヨークの設計事務所、コーン・ぺダーセン・フォックス・アソシエイツ(KPF)を起用。 清水建設と現地企業バンガン・チプタ社とのジョイントオペレーションによる設計施工のもとで工事を進めており、2021年の完成を目指している。構造形式は柱SRC造と梁S造の混合構造である。

インドネシアは日本と比較しても国土面積が約5倍、人口が約2倍を誇る東南アジアの大国である。急速な経済成長とインフラ整備が進む中、ダイナミックなアジアの躍動を直接肌に感じることができたという意味からも、有意義な視察研修であった。

H30 リアルタイム回答
(主なもの)
・アンカーボルト定着長さの法的根拠
・高力ボルト孔の食違いを修正する方法
・胴縁用の曲げピースの板厚・孔径・はしあきなど
・JISにおける鋼板の外観規定
技術指導 トルシア形高力ボルトのセットの品質基準に関する事項
人材育成支援 交通関連施設設計施工会社の若手社員教育研修支援

(1) 鉄骨構造の基本、溶接・高力ボルト接合の講義 (同社研修室)

(2) 鉄骨製作の基本の講義と製作管理及び品質管理の実務研修(鉄骨製作工場)

(3) 高力ボルト摩擦接合の座学、製造工程の見学、すべり試験の研修(高力ボルト製造会社)

参加者 8名

技術評価 KY スピードボルト

本製品は、建築鉄骨の二次部材(母屋、胴縁等)の接合に使用されるボルト・ナットのプリセット製品であり、ボルトの呼びは、M12とM16の2種類である。六角ボルトを六角フランジ形状とし、またナット側にも皿ばねをプリセットすることにより、2ピース構成としており、高い戻り防止効果を実現するとともに、ボルト締結時に部品の欠落が生じ難い構造となっている。本工法についてその構造安全性の技術評価を行ったものである。


ワンサイドロックボルトシステム

本工法は 、胴縁と他の胴縁を接合する金物を特殊なメカニルファスナーであるワンサイドロックボルトを用いて加工場内で予め接合しておくものある。そして、その接合金物付き胴縁を工事現場に搬入して他の胴縁と組み立てるものである。ワンサイドロックボルトは、胴縁の外側から接合金物を片側施工で固定するもので、特別な資格を必要としない作業者が施工でき、確実な強度の確保と振動に対するゆるみ防止および最終脱落防止策が施された接合システムである。


建築鉄骨製作構法「WAWO構法」

本構法は、冷間成形角形鋼管等を用いた鉄骨柱とH断面梁との接合部に関する溶接工法である。柱面からのダイアフラムの突出をなくし、通常の工法で用いられているスカラップ、裏当て金、エンドタブを用いず、溶接量を低減させる特殊な工法である。


D-Lockボルト・皿ばね座金付きナットおよび平座金のセット(通称 : ドーブチロック)

本ボルトセットは、ボルト本体に平座金が、ナットには皿ばね座金がそれぞれ予め装着されており、ボルト締付け時に各部品が脱落することなく、セットを構成する各部品が確実に取り付けられる構造となっている。更に、ナット側に使用される皿ばね座金によってナットの高い戻り止め効果を発揮するものである。

鉄骨技術フォーラム2017 「鉄骨造建築物の構造設計・部材製作等における疑問に答える」

  会 場  東京電機大学東京千住キャンパス5号館

  参加者  92名

2015年度より継続的に取り上げているメインテーマであるが、角形鋼管柱を用いた中小規模鉄骨造建築物を主な対象として、鋼材、構造設計、鉄骨製作等における各種の問題点を抽出し、関係者の質問に答える形で進行した。
日常業務において気づいた疑問点、トラブルなどで経験した問題点、技術的な提案を含めた具体的な意見、質問などに対する回答を、従来より項目数を減らして作成したものを資料とした。

視察研修 シンガポール方面視察研修

参加者 15名

訪問先 TTJホールディングス

横森シンガポール

ヨンナムエンジニアリング


(1) TTJコーポレーション

TTJは、シンガポールとマレーシアに2つの製造工場を持つ、シンガポールでも最大規模を誇るファブリケータである。同社のこれらの工場を合わせた現在の年間最大総生産能力は42,000トンである。

同社の主な市場としては、中近東、シンガポール、マレーシア等であり、主な担当物件としては、バーレーンのWorld Trade Center Twin Towers、シンガポールチャンギ国際空港など、超高層ビルの他、ショッピングセンター、空港施設など多岐に渡る。観光施設として特に有名なシンガポール植物園の巨大人工ツリー、マリーナベイのステンレス橋なども同社が手掛けている。

地震や台風の被害が殆ど無いというお国柄もあって、シンガポールで建設される建物は例えばマリーナベイサンズのような大胆な建物が多い。構成部材も基本的には柱梁ともH型鋼であるが、板厚150mm程度の極厚部材を溶接で組み立てた、巨大が部材を工場内の至る所で見ることができたのが、特に印象的であった。


(2) 横森シンガポール

我が国では、鉄骨階段で圧倒的シェアを誇る横森製作所がアジアの海外拠点として開設した階段専用のファブリケータである。市場としては、本来はシンガポールやマレーシアを始めとする東南アジア諸国を想定しているが、RC造の文化が先行する同地域内において、新しい市場を開拓するのは、容易なことでは無い。

最近になって、鉄骨造の大胆な建築が計画される中、本来エレガントさを誇る鉄骨階段のトップメーカーである同社の市場開発が、どの程度まで成功するか、日本の建設業の国際戦略の方向性を占う意味でも興味深い視察研修であった。


(3) ヨンナムエンジニアリング

1974年の設立以来40年以上の歴史を持つヨンナム社は、シンガポールとマレーシアに2カ所の工場を有する同国でも最大規模のファブリケータである。2か所の生産施設を合わせた年間生産量は84,000トンである。主な担当プロジェクトには、サンテックシティエキシビション&コンベンションセンター、クアラルンプール国際空港、などが上げられるが、市場としては、東南アジア地域の他、中近東、中国、日本でもいくつかのプロジェクトを担当している。

高い施工性や優れた材料強度、設計の柔軟性等鉄鋼材料の利点を活かして市場の開拓を進めることを社是としているが、RC造が主流の同地域において、同社の生産能力をフルに活用できる仕事量の獲得は必ずしも容易ではないとの発言もあった。

H29 リアルタイム回答
(主なもの)
・JIS規格アンカーボルトのせん断耐力について
・パネルゾーンのダイアフラム溶接部角落ちについて
・梁フランジ現場溶接部の横ずれについて
・鋼種の選定について

技術指導 制振デバイス製作に関する技術指導

座屈拘束ブレースの製作及び技術文書等に関する技術指導を実施した。

人材育成支援 交通関連施設設計施工会社の若手社員教育研修支援

(1) 社員研修の一環として、同社本社において鉄骨構造の基本、溶接・高力ボルト接合の講義を行った。

(2) 川岸工業千葉第1工場において、鉄骨製作の基本の講義と製作管理及び品質管理の実務研修を行った。

(3) 神鋼ボルト(株)おいて、高力ボルト摩擦接合の座学、製造工程の見学、すべり試験の研修を行った。

参加者 10名

技術評価 ベースプレート過大孔充填材を用いた露出柱脚工法
(Q型親子フィラー柱脚工法)

本工法は、露出柱脚ベースプレートにあけたアンカーボルト装着用の過大孔に特殊な形状をした1組の鋼製部材を用い、一部にグラウト材を用いることでボルト孔クリアランスを規定の値以内とした露出柱脚と同等の力学性能を有する工法である。本工法についてその構造安全性の技術評価を行ったものである。

鉄骨技術フォーラム2017 「鉄骨造建築物の構造設計・部材製作等における疑問に答える」

会 場東京電機大学東京千住キャンパス

参加者100名


一昨年、昨年に続いて角形鋼管柱を用いた中小規模鉄骨造建築物を主な対象として、鋼材、構造設計、鉄骨製作等における各種の問題点を抽出し、関係者の質問に答える形で進行した。

日常業務において気づいた疑問点、トラブルなどで経験した問題点、技術的な提案を含めた具体的な意見、質問などに対する回答を、主に下記のような種類の問題に分けて作成したものを資料とした。

1 鋼材に関する問題

2 構造設計に関する問題

3 部材製作の問題

4 溶接関係の問題

5 ボルト、高力ボルト、露出柱脚に関する問題


参加者の半数は、関東圏以外の全国に亘っており、このフォーラムに対する関心の高さが顕れている。

視察研修 ミャンマー方面視察研修

【訪問先】

(1) J&Mスチールソリューションズ社
(2) 戸田建設ヤンゴン支店(JETROヤンゴン)
(3) ティラワ工業団地
(4) バガン

J&Mスチールソリューションズ社は、日本のJFEエンジニアリングがミャンマー建設省との合弁により2013年に設立した大手橋梁ファブであり、翌14年夏にヤンゴン近郊のタケタ地区に工場を完成させ、鋼製橋梁や港湾構造物などの鋼構造物製作を開始した。以後、順次生産能力の拡大を図り、訪問時の年間生産能力は2万t。今年3月完成(当時は予定)の第3期拡張工事により同能力を3万tまで引き上げる計画。

訪問時には庄司社長から同社の沿革や工場概要について説明を頂き、その後、幅20m × 長さ270mの建屋2棟で構成する第一工場の橋梁ラインや、屋外の仮組み立てヤード、ストックヤードなどを視察した。

戸田建設ヤンゴン支店では、同支店の菊地ゼネラルマネージャー及びJETROヤンゴンの山岡所長から、ミャンマーの国内情勢や建設事情などについて詳しく説明を受けた。

ティラワは、日本とミャンマーの官民が共同で開発を進めている工業団地であり、今回の研修では同敷地内をバスの車窓から見学した。工場を中心にすでに約80の施設が完成もしくは工事中であり、それら施設の構造比率はS造とRC造がほぼ半々であるとのことであった。

仏教の聖地であるバガンでは現地の遺跡を巡り、歴史的建造物の仕様などについて認識を深めた。

H28 技術評価 鉄骨間柱・耐風梁等用アンカーボルト(P柱アンカーボルト)2016年改定版

本アンカーボルトは、鋼構造物の間柱や耐風梁等の2次部材をRC造の構造駆体に取り付けるために用いる定着用アンカーボルトである。このアンカーボルトの技術評価は既に行われているが、その内容の一部に追加、修正が行われたために、構造安全性が確保されていることを評価し、2016年改定版とした。

ベースプレート過大孔充填材を用いた柱脚工法
(通称親子フィラー柱脚工法2016改定版)

従来アンカーボルトの適用範囲をM16からM48までを対象とした本工法のアンカーボルトの適用範囲をM52からM80までに拡張する内容の追加となる技術評価である。

KSGめっきを施したD-Lockボルトセットの耐候性能評価

平成13年度の技術評価を終了しているD-Lockボルトに適用しているKSGめっきの耐候性能に関する技術評価である。

アンカーボルト過大孔充填材を用いた鉄骨階段の露出柱脚工法
(K型親子フィラー柱脚工法)

従来、一般的な鉄骨構造物の露出柱脚に適用するとして技術評価を終了している親子フィラー柱脚工法(技術評価第16-02号)を鉄骨階段に適用する工法に関する技術評価である。適用するアンカーボルトは、M16,M18,M20のみであるが、ベースプレートに使用するボルトの孔径は、Φ62,64,66である。適用範囲を限定して構造安全性について技術評価を行った。

技術指導 Dスルー標準柱脚設計ハンドブック

Dスルー標準柱脚は、冷間成形角形鋼管柱(□200×200×9〜
□400×400×22の28種類)の露出柱脚を対象にJIS規格アンカーボルトABRを用いた塑性変形能力のある耐震性に優れた標準柱脚を用意したものである。その内容の妥当性について技術指導した。

外国の鉄骨製作会社に対する製作管理技術の指導

1 溶接組立箱形断面材製作における、主にESWのWPS作成に関する技術的問題点について指導した。

2 新日鉄住金の工場に同行し、鋼材の製造に関して担当者より説明してもらった。

3 川岸工業千葉第一工場に同行し、場内見学ののち製作管理技術について指導した。

人材育成支援 横河システム建築

鉄骨工事におけるゼネコンの管理者としての管理のポイントについて講義を行い、要点について指導した。
参加者 35名

東日本旅客鉄道(株)

(1) 前期同様JR東日本の社員研修の一環としてJR東日本本社にて鉄骨構造の基本、溶接・高力ボルト接合の講義を行った。

(2) 川岸工業千葉第1工場において鉄骨製作の基本の講義と製作管理及び品質管理の実務研修を行った。

(3) 神鋼ボルト(株)おいて、高力ボルト摩擦接合の座学、製造工程の見学、すべり試験の研修を行った。

参加者 15名

鉄骨技術フォーラム2016 「鉄骨造建築物の構造設計・部材製作等における疑問に答える」

会 場東京電機大学東京千住キャンパス

主 催(一社)建築鉄骨構造技術支援協会

参加者90名


昨年に続いて角形鋼管柱を用いた中小規模鉄骨造建築物を主な対象として、鋼材、構造設計、鉄骨製作等における各種の問題点を抽出し、関係者の質問に答える形で進行した。

日常業務において気づいた疑問点、トラブルなどで経験した問題点、技術的な提案を含めた具体的な意見、質問などに対する回答を、主に下記のような種類の問題に分けて作成したものを資料とした。

1 鋼材

2 構造設計に関する問題

3 部材製作の問題

4 溶接関係の問題

5 ボルト、高力ボルト、露出柱脚に関する問題

リアルタイム回答

・板厚100mmの2枚合わせ板の基準強度について
・冷間成形角形鋼管のめっき割れについて
・東京都取扱要綱における溶接部の内部品質検査について
・アンカーボルトの定着長さについて
・仕様書におけるアンカーボルトに関する記述について
・めっきHTB継手添接板の鋼種について
・製作要領書における社内検査の規定について
・コラム柱R部の溶接について
・位置決め溶接と組立て溶接について
・デッキプレートの溶接について

視察研修 上海方面視察研修

(1) 上海タワー
(2) 上海同済大学嘉定キャンパス大型震動実験施設
(3) 鉄骨造建築物の工事現場
(4) 上海建工グループ海門工場

上海タワーは、浦東新区の高層ビル群のなかにあり、昨年完成した世界第二の高さのビルで、中国経済の拡大を象徴するような建築物である。

同済大学の実験施設は、そのスケールの大きさにおいては世界最大級であり、建築物だけでなく橋梁の実験も可能で、研究開発への取組み姿勢が感じ取れる。

実際の鉄骨製品は、国情を反映した作り込みとなっているのが見て取れるが、構造設計コンセプトやディテールについても物件ごとに設計者の裁量によるところが大きいので、参加者は、日本の基準にもとづく観点においては異質なものを感じたようである。建築鉄骨に係る様々な分野の実務においても更なるボーダーレスの時代になりつつあるとき、参加者は、実際に体験して確実に視野が拡がることを感じたようである。

H27 技術評価 フリーベース工法 (露出型弾性固定柱脚工法)

本工法は、露出柱脚の標準設計に関するものである。基本的にJISB1220に規定された構造用両ねじアンカーボルトを用い、ベースプレートにあけた過大孔には特殊な充填金物を用いている。
柱に用いた角形鋼管のサイズ150×150から350×350の6種類に対して各9種類の径のアンカーボルトを採用できることとなっている。採用したアンカーボルトに対しては、ベースプレートは1種類が用意されている。
このような露出柱脚の構造安全性が確保されていることを評価した


鉄骨間柱・耐風梁等用アンカーボルト(通称P柱アンカーボルト)改訂版

本件の一部を変更することとなり、その変更項目について構造技術的な問題がないかを検討。

講師派遣 中小規模建築鉄骨建築物に関する勉強会

--『2014パネルディスカッション』ならびに『鉄骨技術フォーラム2015』の要点解説--
以下の7団体主催の勉強会に講師を派遣した。
長野県鐵構事業(協)北信支部
群馬県鐵構業(協)
埼玉県鉄構業(協)
JSCA岐阜支部
新潟県鉄骨工業組合
栃木県鋼構造協議会
茨城県鐵構工業(協)

企業研修の支援

依頼者 (設計監理業務) の社員研修の一環として、鉄骨構造の基本と溶接・高力ボルト接合について講義、及び鉄骨製作工場において鉄骨製作の基本の研修・見学を実施。また高力ボルトメーカーにおいて工場見学、すべり試験の研修を実施。

鉄骨技術フォーラム

「鉄骨造建築物の設計・製作・工事監理における『なぜ?』に答える」
  会場  旭化成建材株式会社会議室
  主催  (一社)建築鉄骨構造技術支援協会
  後援  旭化成建材(株)
 角形鋼管柱を用いた中小規模鉄骨造建築物を対象とした、設計、鉄骨製作、現場管理等における各種の問題点とそれらに対する回答を提示して、参加者との意見も交えて有意義な質疑応答、意見交換を行った。

リアルタイム回答

・テーパー付き裏当金の使用について
・転造ねじアンカーボルトの設計最大耐力について
・角パイプ取合いプレートの肌すきについて
・鋼構造接合部設計指針におけるリブプレートの設計について
・局部座屈の検討について
・SN490C材入手困難な場合の対応について
・裏書ミルシートについて
・ベースプレートの板厚の検討について
・露出柱脚におけるコンクリート破壊の検討について

視察研修 ベトナム方面研修

(1) DAI DUNG社
(2) フジタ・ホーチミンの工場建設現場
(3) PEB Steel Buildings社
今回の研修は発展途上国であるベトナムであるが、広大な敷地に余裕を持った配置の工場と、それなりの製作機械を設置すれば、溶接工の安い賃金(2〜3万円/月)をベースとして、かなりの規模の鉄骨部材を製作する能力は比較的簡単に持つことができ、プラント類を中心として諸外国へ輸出することで鉄骨製作工場として充分成立するものであることを改めて認識した。
日本における建築鉄骨部材製作の技術レベルで見れば、遙かに及ばないものであっても、構造物に対する要求性能に大きな幅のある諸外国のプラント類では問題のない製品として出荷されている。
同国における鉄骨製作の実情は、多くの参加者が持っていた予想を遙かに超えていたものであり、国情に応じた鉄骨部材の製作状況があることを改めて認識し直す必要がある。

H26 技術評価 親子フィラー(2010年度評価技術)について、内容追加の評価
技術指導 Dスルー施工連絡会から同会が作成する「Dスルー標準柱脚設計ハンドブック」の内容について必要な修正を行うなど技術的な指導を行った。
企業研修の支援 依頼者 (設計監理業務) の社員研修の一環として、鉄骨構造の基本と溶接・高力ボルト接合について講義、及び鉄骨製作工場において鉄骨製作の基本の研修・見学を実施。また高力ボルトメーカーにおいて工場見学、すべり試験の研修を実施。
パネルディスカッション 「中小規模鉄骨造建築物に関する新しい生産システムの提案」
会場  東京電機大学千住キャンパス丹羽ホール
主催 (一社)建築鉄骨構造技術支援協会
後援 (一社)日本鋼構造協会/(一社)日本建築構造技術者協会/(公社)日本建築士会連合会/(一社)日本建設業連合会/(一社)鉄骨建設業協会/(一社)全国鐵構工業協会

昨年のP.D.で、意匠設計、構造設計、工事管理、工場製作など中小規模鉄骨造建築物に係る業界からさまざまな問題点が指摘されたが、今回のP.D.においてそれらに対する解決策の提案を行った。
リアルタイム回答 耐震診断における日の字断面柱の扱いについて
ダイアフラム出寸法と鋼種について
ステンレス製吊りボルトその他の法的位置付け等について
片側ピン接合の大梁の設計上の長さについて
溶融亜鉛めっきによる割れについて
アンカーボルトの締付け方法について
鋼帯の切板使用について
2次部材用ピース溶接部の強度について
視察研修 台湾方面研修
  (1) 国家地震工程研究中心
  (2) 世紀鋼鐵結構股有限公司
  (3) 長榮鋼鐵股有限公司
  (4) 中國鋼鐵結構股有限公司
  (5) 衛武營藝術文化中心
 同国は過去に多くの震災を経験しており、地震対策を国家的事業としてその研究を進めている状況を視察した。
 建築鉄骨に係るビジネスは、日台間の政治的問題が障壁となっている側面もある。
 代表的なファブリケーターを訪問し、受注状況、工場立地、工場規模、工場内の製作状況、工程管理、品質管理などを視察研修してその実態が把握できた。
 大規模構造物の建築現場を訪問し、その大胆なフォルムを構成する鉄骨の納まりを視察したが、部品加工や溶接の技能レベルに対する考え方、現場管理の手法などの特徴を把握した。
 台北、新竹、高雄、台南などをハードなスケジュールで視察したが、同国の建築鉄骨関連事業に関する運営手法や経営上の考え方なども含めて研修した。
H25 技術評価 第09-01号評価技術「WAWO構法」の適用範囲の変更
第11-01号評価技術「D-Lock」 (戻り止め機能付き中ボルトの連結構造)の内容変更
企業研修の支援 依頼者 (設計監理業務) の社員研修の一環として、鉄骨構造の基本と溶接・高力ボルト接合について講義、及び鉄骨製作工場にて鉄骨製作の基本の研修・見学を実施。また高力ボルトメーカーにて工場見学、すべり試験の研修。
パネルディスカッション 「中小規模鉄骨造建築物における設計・製作に関する問題点を考える」
2013年 10月 5日に東京電機大学千住キャンパス丹羽ホールにおいて開催。
主催 (一社)建築鉄骨構造技術支援協会/全国鐵構工業協会青年部会
後援 (一社)日本鋼構造協会/(一社)日本建築構造技術者協会/(公社)日本建築士会連合会/(一社)日本建設業連合会/(一社)鉄骨建設業協会/(一社)全国鐵構工業協会
※ 「鉄構技術」(鋼構造出版) 2014年2月号、3月号に内容掲載
リアルタイム回答
異鋼種の代替使用について
デッキプレートの焼抜き栓溶接について
狭開先溶接法の適用について
スロット孔を用いた高力ボルト摩擦接合について
ベースプレート上の鋼板溶接について
アンカーボルトの最大せん断耐力について
根巻き柱脚の弾性剛性と耐力の評価位置について
梁ウェブ接合部の最大曲げ耐力式について
高力ボルトの最小接合について
大梁の横補剛間隔について
柱梁現場溶接部のスカラップについて
アンカーボルトの塑性率等について
アンカーボルトの有効断面積について
軽溝形鋼などの曲げ耐力について
H24 技術評価 鉄骨間柱、耐風梁等用アンカーボルトに関する技術評価
企業研修の支援 依頼者 (設計監理業務) の社員研修の一環として、鉄骨構造の基本と溶接・高力ボルト接合について講義、及び鉄骨製作工場にて鉄骨製作の基本の研修・見学を実施。また高力ボルトメーカーにて工場見学、すべり試験の研修。
シンポジウム 「高力ボルト接合の総てを知ろう」
2012年9月 8日に東京電機大学7号館 丹羽講堂1階において開催。
主催 (社) 建築鉄骨構造技術支援協会
後援 (社) 全国鉄構工業協会/(社) 鉄骨建設業協会/(社) 日本建築構造技術者協会/(社) 日本鋼構造協会/(社) 日本建築士会連合会
講習会 アンカーボルトのJIS規格品に表面処理を溶融亜鉛めっきとする規定を追加するための具体的な手法について(2012.9.4 名古屋)
構造用アンカーボルトの法的位置付け (2012.12.13 大阪)
リアルタイム回答 高力ボルト孔の配置について
FR鋼に対する裏当て金の鋼種について
アンカーボルトの締付け方法について
エンドタブの種類による溶接部強度の差について
柱材のせん断力負担について
構造用アンカーボルトの法的扱いについて
梁の鋼種変更について
テーパー加工裏当て金について
板厚方向に応力が生じる部位のスキンプレートについて
梁ウェブ接合部の最大曲げ耐力算定式について
根巻き柱脚の弾性剛性と耐力の評価位置について
H23 技術評価 D-Lockボルト(ドーブチロック)・皿ばね付ナットおよび平座金のセットに関する技術評価
鉄骨間柱、耐風梁等用アンカーボルトに関する技術評価
技術指導 依頼者(設計及び監理会社)の社員研修の一環として鉄骨構造の基本、HTB接合、溶接接合の基本を講義。また鉄骨製作工場にて鉄骨製作の基本を講義。高力ボルトメーカーの工場にて、高力ボルトの製造および各種表面状態のすべり試験を見学
シンポジウム 「建築構造用鋼材の品質証明方式について」
平成23年6月18日 東京電機大学7号館 丹羽講堂1階
後援:(社)全国鉄構工業協会/(社)鉄骨建設業協会/(社)日本家建築構造技術者協会/(社)日本港構造協会/(社)日本建築士会連合会
講演 露出柱脚の設計施工(東京)
鉄骨構造の基本(長野)
リアルタイム回答 対物検査の適用について
H形鋼ブレースフランジのずれの補修方法について
サムスチールチェッカーについて
アンカーボルトの定着板について
高力ボルト摩擦接合面の黒さびについて
斜め突合せ継手の食違いについて
熱処理鋼の溶接性について
BOX柱-通しダイアフラム溶接部の品質保証について
胴縁のボルト接合部の座金について
摩擦面処理方法の異なる接合部について
現場溶接部における食違い等について
H22 技術評価 ベースプレート過大孔充填材を用いた柱脚工法に関する技術評価
技術指導 依頼者(設計及び監理会社)の社員研修の一環として鉄骨構造の基本、HTB接合、溶接接合の基本を講義。また鉄骨製作工場にて鉄骨製作の基本を講義。高力ボルトメーカーの工場にて、高力ボルトの製造および各種表面状態のすべり試験を見学
超音波検査技術者及び製品検査技術者試験前講習を(財)日本溶接技術センターにて二日間にかけ開催
講演 露出柱脚の設計施工(東京)
露出柱脚の設計施工(栃木)
鉄骨構造の基本(山梨)
鉄骨構造の基本(静岡)
リアルタイム回答 柱梁接合部(H-H)におけるディテールについて
柱梁接合部における鋼種選定等について
建築構造用切削ねじアンカーボルト・ナット・座金のセット(JSS II14-2004)について
H形鋼の使用開始時期について
エンドタブの切断の要否について
アンカーボルトの有効長さと定着長さについて
隅肉溶接継目の耐力について
アンカーボルトの耐力について
アンカーボルトの台直しその他について
めっきボルトの摩擦面処理について
アンカーボルトの定着板について
アンカーボルトの施工について
異種鋼材溶接の場合の入熱・パス間温度について
ターンバックルボルトの交差部について
ガセットプレートのまわし溶接について
ショートビードの組立て溶接について
日の字柱のF値について
高力ボルトの支圧接合について
レーザーによる加工について
H21技術評価柱梁接合部の溶接部の施工方法として特殊な構法を用いたWAWO構法に関する技術評価
技術指導依頼者(設計及び監理会社)の社員研修の一環として
1日目:鉄骨構造の基本、HTB接合、溶接接合の基本を講義
2日目:鉄骨製作工場にて鉄骨製作の基本の講義および現場実習
3日目:高力ボルトメーカーの工場にて、高力ボルトの製造および各種表面状態のすべり試験を見学
依頼者(中国の建設会社)に対する技術指導(特に極厚BOX桁の製作方法など)
鉄骨造露出注脚の技術指導
鉄構技術展出展「大臣認定工場の評価基準改正について考える」
平成20年7月23日 東京ビッグサイト東6ホール
後援:(社)日本建築構造技術者協会/(社)建築業協会/(株)鋼構造出版
講演冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルならびに全鉄評の工場審査基準改訂案に関する講演会(栃木)
冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルならびに全鉄評の工場審査基準改訂案に関する講演会(群馬)
露出柱脚設計施工指針(栃木)
露出柱脚設計施工指針(東京)
鉄骨構造の設計と部材製作(大分)
H20技術指導 耐震診断における梁端隅肉溶接の場合の対応について
シンポジウム「建築基準法改正の影響を考える」
平成20年2月 建築会館ホール
後援:独立行政法人 建築研究所/(社)日本建築構造技術者協会/(社)全国鐵構工業協会
講演「JSS規格のアンカーボルトを用いた露出柱脚の設計施工指針」について(東京)
「JSS規格のアンカーボルトを用いた露出柱脚の設計施工指針」について(大阪)
鉄骨工事の監・管理の要点について
講習会「建築鉄骨製品検査技術者」学科講習会
H19受託業務高強度鋼を用いたブレース材の建築基準法37条による大臣認定取得
技術指導JSS規格アンカーボルトの法的取り扱いについて
新規開発アンカーボルト用ナットに関する技術認定取得について
小径冷間成形角形鋼管に関する技術指導
ベースプレートの設計に使う曲げ許容応力度について
高降伏点角形鋼管に関する技術指導
JIS規格鋼材に特殊な加工を施した場合の法的取り扱いについて

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