建築鉄骨構造技術支援協会(SASST)  
 
Q

5-7 寒冷地における高力ボルト締付けは

 寒冷地で高力ボルトを施工する場合に注意すべき点について教えて下さい。

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A

 寒冷地では、気温が 0℃以上であることを確認した上で、基本的に10時から午後3時の間に締め付け施工を行うよう工事計画をたてることが望ましいと考えます。なお、その間でも気温が0℃以下となる場合には、締付け作業は中止して下さい。

 夜間に雨が降り、接合部における凍結が想定される場合には、接合部にシートを被せるなどの養生が必要です。養生が不十分である場合には、締付け作業の前に接合部をバーナー等で加熱して接合面に氷や水分が残らないようにすべきです。

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