最上階の梁が斜めに付いた場合の詳細が図1のような設計になっている場合があります。この場合、端面で角度の付いた接合部コラムが必要となり、加工に様々な手間がかかり、精度確保にも問題があります。図2のように設計変更することは問題ありませんか。
原設計では、接合部コラムの加工、開先の角度とダイアフラムとの溶接方法など多くの問題があります。図2とすれば、加工上の問題は解決され、直交方向の梁の取り付けもうまくいきます。ただし、この場合、屋根勾配の取り方によっては、原設計と変わる可能性があります。この点は母屋の取り付け金物の調整など、よく検討して設計者と協議して下さい。
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