鉄骨部材のボルト孔あけにはポンチ孔あけ加工が利用できないのですか。
日本建築学会のJASS 6では、高力ボルト用の孔あけは板厚に関係なくドリルあけ又は条件付きでレーザ孔あけとすると規定されています。
実務的に考えるとブレースに使う山形鋼程度は、孔あけ後のばりとりが行われ、接合面の処理が適切であればせん断孔あけでも問題ないかも知れません。なお、その他のボルト類や鉄筋貫通用の孔あけは、板厚が13mm以下の場合にせん断孔あけとすることができる規定となっています。
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