屋根がH=166の折版を使用している場合、母屋とタイトフレーム受け材のリップみぞ形鋼に母屋受けPLを溶接して取り合う方法はNGなのでしょうか。
ある物件で本体に溶接する様に指示があり、タイトフレーム受け材を短く切断し加工した事があります。
梁とタイトフレーム受け材と天井受け材(母屋)の溶接は力の伝達を考慮する必要がありますので、下記の①〜③などの条件を考慮すれば力の伝達が行えると考えられ、母屋受けPLはタイトフレーム受け材に取付けてもよいことになります。
①タイトフレーム受け材と梁の溶接は、各折板の谷部毎に約80mmの長さのフレア溶接とします。
②天井受け材(母屋)の受けPLは、厚さ3.2mm以上、両面隅肉溶接で脚長4mm、長さ80mmで問題ないと思われます。
③タイトフレーム受け材と天井受け材(母屋)の受けPL直下に長さ50mm以上の溶接をして下さい。
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