建築鉄骨構造技術支援協会(SASST)  
 
Q

3-17 さび発生剤使用上の注意点

 所定の摩擦係数を確保するための錆発生剤の使用について教えて下さい。

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A

 実績のあるメーカーの商品を使用し、処理後の出荷までの時間の確保、水濡れの防止等メーカーが定めた方法によって使用すれば、錆発生剤を使用した方が摩擦面は安定するといわれています。この場合、下地処理は確実に実行すべきで、黒皮の上からの使用は行ってはいけません。

 なお、冬場など湿度が低い場合には十分な性能が発揮できないことがありますので、メーカーに問い合わせて、使用条件を確認して使用するなどの注意が必要です。

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