さび止め塗装に関して、特記仕様書にはさび止め塗装は2回塗りとありますが、製作工場で2回と書いていないのに要求される場合があります。2回目の塗装は、現場でやってもらえないのでしょうか。また、1回目の塗装で膜厚が確保されれば、2回塗りは必要ないのではないのでしょうか。
この問題は、施工者と協議して決めるべきです。現場での塗装は、コスト的にも高いし、匂いの問題もあると思います。現場ではせめてタッチアップがよいところでしょう。1回塗りでピットなどが出た場合に2回塗りで修正が可能となります。「鉄骨工事技術指針工場製作偏」の6.2 塗装計画を参考にして下さい。
Supporting Association for Building Steel Structural Technology All Rights Reserved.