H形鋼を使う場合、表サイズと裏サイズがありますが、裏サイズの使用を禁止して、表サイズに統一することはできないのでしょうか。
H形鋼のJIS規格に表サイズと裏サイズが示されています。それらの構造特性には多少の差があり、材料の使用量も通常10%程度の違いがあるため、価格的に差が出ています。従って、鋼材の使用量をできるだけ少なくしようと考える設計者が裏サイズを使用します。H形鋼のJIS規格の内容が改定されない限り裏サイズの使用はなくならないと考えます。
Supporting Association for Building Steel Structural Technology All Rights Reserved.